花粉症のなくなった子供
投稿日:2019年7月22日
カテゴリ:小児矯正
当院の小児矯正の特徴
たびたび、説明させて頂いておりますが、当院の小児矯正は、歯並びが悪くなる原因にアプローチすることにより、歯が並ぶ土台である顎を成長させ、不成咬合の根本を治すことが特徴です。この治療により、歯並びはもちろん、鼻からの空気の通り道も大きくなるため、呼吸がしやすくなる子供もいます。
反対である前歯が気になる、とのことで治療を開始した女の子
術前の口の中の写真です。
⭕️で囲った部分が反対であることが主訴でした。
バイオブロックステージ1という拡大装置を用いて、上顎を拡大します。この装置を約5ヶ月使用します。この装置は、一般的な拡大装置とは異なり、顎を前に成長させることが大きな特徴のひとつです。
このあと、呼吸のトレーニングを行っていただき、今日、半年後の経過の説明でした。その中で、うれしい結果が出ていました。それが、「今年の花粉症がなくなった」ということです。薬を大量買いしたのにも関わらず、ほとんど飲んでいない、とのことでした。うれしいですね。まだ、トレーニングを開始して半年なので、まだまだですが、体調の変化が出てきていますね。このまま、良い方向に進むことを、心から願っています。
まとめ
このような呼吸の改善は、もう驚きません。なぜなら、自分の経験上、個人差はありますが、このような呼吸の好転が起きる子供が多くいるからです。これは、鼻呼吸の通り道が大きくなったから、専門的に言うと「3次元的な上部呼吸器系の閉塞性機能障害」の解消が起きたからです。
本日、初めて来院した患者さんが、「こんなところにこんな歯医者があったのか、見た目と全然違うから、他の人に紹介しよう」と受付に言って帰って行ったそうです。申し訳ありません。たしかに、当院は外観と中身に差がありすぎるため、このような印象を持つ患者さんは多いと思います。しかし、そんな外観でも、このような他の歯科医院が取り組んでいない、多くの親御さんが本当に望んでいる治療を当院では行っております。子供たちは、歯並びを悪くすることで、大人たちに自分の体に不調和が起きていることをサインとして送っています。このサインにいち早く歯科医師と大人たちが気づき、適切な対応のできる時代がきてほしいものです。このような治療を行っている調布市の歯科医院をお探しの方は、ぜひご相談ください。
柳沢歯科医院
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