痛くないからと言って歯の内部がこんなに汚れていていいのでしょうか?

投稿日:2017年12月21日

カテゴリ:根管治療

根の治療は歯の内部の汚れ取り

本歯科医院のブログでもたびたびご説明させて頂いておりますが、根の治療(根管治療)は歯の内部にはびこった汚れを取り除き、歯の健康を保つ治療です。

 

内部が異常に汚れていた歯の根の治療

今回紹介するものは、「こんなに内部が汚れいていいのか?」と疑問に思った歯の治療です。

治療する歯は、レントゲン写真で左から2番目の歯です。根の治療が行われているにも関わらず、中途半端なつめ物が装着されていたため、かぶせ物に置き換えることになり、さらに、根の治療も不完全なため、痛みなどの症状はないですが、やり直すことになりました。

つめ物を外し、ラバーダムをして、根の内部にアプローチします。まず、入り口を大きくします。

内部を探索すると、泥のような汚れがたくさん出てきました。

これを洗い流し、

きれいにしました。

実際の動画を提示致しますのでご覧ください。

 

まとめ

この歯には、治療前の痛みが全くありませんでしたが、こんなに汚れていました。痛みがないからと言って、歯の内部がこんなに汚れていていいのでしょうか?私の答えは「No」です。歯の健康を守るためには、歯がきれいである必要があるのです。このようなことは、日常茶飯事です。

あなたの根の内部もこんなに汚れているのかもしれません。

柳沢歯科医院