自分自身が頭蓋顔面劣成長症候群
投稿日:2017年4月27日
カテゴリ:小児矯正
自分自身が頭蓋顔面劣成長症候群であり、この病気に見られる症状で悩んでいます。今回は自分に見られる症状についてご説明致します。
不正咬合
自分自身歯並びが悪いです。開咬という種類の不正咬合です。前歯がかんでいません。このような噛み合わせの場合、奥歯に負担がかかりやすいので、今後、奥歯にダメージがかかり、抜歯に至る可能性が高いのです。また、下の前歯が、がたついている叢生という種類の不正咬合もあります。これらの種類の不正咬合が見られるということは、舌が下がっているということです。つまり、上顎をうまく成長させることができず、結果、頭蓋顔面劣成長症候群になってしまい、そのうちの症状のひとつである、不正咬合になってしまたのです。
呼気通路狭窄
自分自身に鼻づまりがあります。かぜや、花粉症という要因もありますが、間違えなく、呼気通路は狭いです。また、気道の太さを見ることができるレントゲン写真では、健常な方のものと比べ、段違いに気道が狭いです。良くこの気道で生きていられると思うくらいでした。これらの原因も、舌が下がっていたため、上顎の成長が悪く、また、舌が気道を塞いでしまっているからなのです。自分は、いつもタンが絡んでいるのは、もしかすると、このことが原因なのかもしれません。
姿勢の悪化による全身バランスの狂い
舌が下がっているため、自分は、猫背になっていることが多いのです。すると、姿勢が悪いため、全身のバランスが悪いのです。その症状のひとつが、腰痛です。よくぎっくり腰になります。おそらく、この症状も頭蓋顔面の成長不足によるものだと思われます。
今後疑われる症状
このような症状が出ているということは、自分は「頭蓋顔面劣成長症候群」なのです。そのため、今後、自律神経失調や、脳梗塞や心筋梗塞などの循環器障害が自分の身に起こる可能性があるのです。
自分と同じ過ちを繰り返さないために
この病気に気がつくまで、自分自身は健康だと思っていました。しかし、これは大きな間違えで、真逆の不健康だったのです。成長の止まってしまった今では、この病気の根本的な治療をすることはできません。成長段階にある子供の頃に、この治療があればと、思っています。
しかし、だからこそ、自分自身と同じ過ちを繰り返さないように、現代の子供たちの健康な体づくりのお手伝いができればと、心から思っています。
お子さんの歯並びが気になったら、すでにその子は、頭蓋顔面劣成長症候群かもしれません。そして、成長段階にある今なら、この病気の根本的な解決ができるかもしれません。
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