歯内療法専門Dr.の役割

投稿日:2017年3月13日

カテゴリ:根管治療

こんにちは😊

昨日のWBC日本ーオランダ戦見ましたか?日本が勝って本当に良かったですが、終わったあと、ドッと疲れが出ましたね💦世界一奪還に向けて、突っ走ってほしいですね。

今日は歯内療法専門Dr.の役割について考えます。

と言うのは、多くの歯科医師が苦手な根管治療は、一度歯科医師が手をつけると、治療は複雑化し、その難易度は格段に上がります😣自分にも、歯内療法専門Dr.として、多く患者さんの紹介がありますが、よくあるパターンが、「治療を始めて、うまく行かず、よくわからなくなったから、見てください」というものです。このようなケース、非常に難しいんです。手をつける前に、紹介してほしかった・・・と思うことが何度もあります。

根管治療の再治療もそうです。一度根管治療が完了していますが、治療が不十分で、もう一度やり直す必要のある場合や、失敗しているケース。これらを、根管治療に長けた上手な先生がやれば、こんなことにはならなかったのに・・・何度も思います。再治療をすると、その歯の寿命は格段に下がります。

一度手をつけた歯、再治療の必要な歯、難しくなる前にきちんとした治療を受ければ、難易度は上がりません。歯内療法専門Dr.の役割を考えると、確かに、難しい治療をこなすこともひとつだとは思いますが、それ以上に大事な役割。それは、難しくなる前に、確実な根管治療を行い、再治療の必要な歯にしないこと。これが、歯内療法専門Dr.の一番の役割なんだと強く思います。