スタッフ紹介
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院長 柳沢 哲秀(歯内療法専門Dr.)~Akihide Yanagisawa~
私たち柳沢歯科医院のコンセプトは「徹底的に天然歯を残す!」です。抜歯すること、歯を削ることは簡単です。しかし、抜歯後の補綴の適合性(インプラント、入れ歯、ブリッジなど)は天然歯に絶対に適いません。徹底的な抜歯回避を実践するために私は抜歯最後の砦と言われる歯内療法を必死に勉強し、外部歯科医院へ出張専門外来も担当して参りました。
また、歯を抜かないことを突き詰めていくと「歯にかかる力のコントロール」ということにたどり着きその結果、小児矯正の大切さも学びましたので、負担の少ない小児矯正法であるMRC矯正も行うようになりました。柳沢歯科は、歯を抜かない処置に徹底的に拘っておりますので、調布市で歯医者さんをお探しの方はぜひ、柴崎駅するの柳沢歯科医院までお気軽にご相談ください。その歯、残せるかもしれません。
略歴
- 平成21年 東京歯科大学卒業
- 平成22年 東京歯生科大学歯科保存学講座入局
- 平成24年 ペンシルバニアデンタルクリニック勤務
- 平成25年 柳沢歯科医院勤務
- 平成26年 ベルエアガーデン歯科歯内療法専門Dr.として勤務
- 平成28年 東京歯科大学歯科保存学講座専攻生
副院長 橋本 圭史 ~Keishi Hashimoto~
天然歯の保存をモットーに診療を行っております。患者さま一人ひとりに適した治療計画をご提案致します。
略歴
- 平成27年 東京歯科大学卒業
- 平成28年 すずき歯科医院勤務
- 平成29年 東京歯科大学解剖学講座入局
- 令和2年 柳沢歯科医院勤務
- 令和3年 歯学博士(解剖)受領
歯科医師 柳沢 英彦 ~Hidehiko Yanagisawa~
柳沢歯科医院のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。開院より30年、柴崎にお住まいの皆様のかかりつけ医となるべく研鑽を積んで参りました。今後は柳沢 哲秀を中心に、できる限りの保存治療を積極的に行う歯科医院としてより一層の研鑽を行なってまいりますので、ぜひお気軽にご相談ください。
略歴
- 昭和54年 東京歯科大学卒業
- 昭和54年 東京南青山、中歯科勤務
- 昭和56年 調布市菊野台にて開業 現在に至る
- 平成14年 日本歯科医師会、東京都歯科医師会、調布市歯科医師会 入会
- 平成18年 調布市歯科医師会 総務担当理事歴任
矯正医 柳沢 美文 ~Mifumi Yanagisawa~
はじめまして。矯正医の柳沢美文です。「我が子の歯並びを良くしたい!」「大人になった今、歯並びが気になる!」矯正治療のページを見ている方なら、きっと皆さんそう思っていると想像します。
でもそもそも、なぜ歯並びは悪くなってしまったのか、考えたことはありますか?
「遺伝?」→そうですね。歯並びの問題を持つ中の約1割の方は遺伝的に骨格の問題や筋肉の問題などで歯並びが悪くなります。
「小さなアゴに大きな歯?」→そうですね。乳歯の時は綺麗に並んでいたのに、永久歯が生えてきたら、想像以上に大きくてスペースが不足している!と感じる親御さんは非常に多いです。
しかしこの場合、歯が異常に大きいことはほとんどありません。歯は普通の大きさなのに、顎が予想以上に成長していなくて、アゴが小さくてスペース不足になることがほとんどです。
「口呼吸?口ポカン?」→ここまで思いつけた方は、かなり勉強されているか、もしくはとても感性の高い方ですね。先ほど、顎が成長していない、つまり顎の骨が成長不足の状態になっている、と言いました。
子供の手足は伸びている、頭も顔も大きくなっているのになぜ、顎の骨は成長しきれていないのでしょうか?
「歯並びの9割は遺伝ではなく環境で出来ている」→歯並びが悪い人のうち、遺伝的にどうしても顎が成長しない人、または成長し過ぎてしまう人、歯並びが悪くなってしまう人はいます。
それは約1割と言われています。では、残りの9割はなぜ歯並びが悪くなってしまうのでしょうか。それは「環境」が影響しています。
例えば、アマゾンに住む首長族、かつて中国で行われていた纒足、などを考えるとわかるように、人間の体は環境によって姿形が変わるのです。
「歯並びにとっての環境とは?」→では歯並び、さらに顎の骨にとっての環境とはなんだと思いますか?前歯や奥歯の外側、内側、には何があるでしょうか?
唇…頬…舌…
そうですね。実は、これらの筋肉が歯並びにとっての大きな環境要因となります。これら筋肉の間違った使い方、そもそもの筋力がない、舌小帯によって動きずらい舌、鼻詰まりによる口呼吸で正しい機能やポジションを発揮出来ない口周りの筋肉、などにより、顎の骨が成長不足を起こし、歯並びが悪くなります。
正しい筋力をつける為には、遡ること哺乳期、つまり、産まれた瞬間からのさまざまな要因が影響しています。
現代食は柔らかいものが多く、筋肉を鍛えられないのはもちろん、小麦製品の取り過ぎでアレルギー体質になり、鼻詰まり、口呼吸になることもあります。
歯並びを治療する時には、歯並びが悪くなったさまざまな原因、それら一つ一つを明確にしながら可能な限りその原因も一緒に治療することがとても大切です。
「口呼吸が体に及ぼす悪いこと」→私は子供達とよくこういうやりとりをします。
Q2「物はどこで見るの?」A2「目〜!」
Q3「食べ物はどこで食べるの?」A3「口〜!!」
Q4「じゃあ息はどこでするのー?」A4「鼻と口〜!」「口〜!」
えぇーー…と悲しくなりますが(苦笑)歯並びの問題を抱えてくる子供達はこう答えるのです。
間違い、わかりましたか?息をするのは『鼻』です。迷わず鼻一択なのです。人間の体は呼吸器として、鼻があり、消化器官、構音器官としての口があります。口呼吸をしている子供達はこの人間の体の機能をきちんと使えていません。
本来であれば、鼻腔や上咽頭で得られるべき、清浄、加湿、免疫作用を受けずに、今この場にあるまま、冷たく、乾燥した、バイ菌やウイルスだらけの空気を体に取り込むことになるのです。口呼吸をしていると、アレルギーや風邪に対して最初に得られるべき体の抵抗力は発揮されません。
さらに口呼吸をしていると、呼吸が浅く、速くなりやすいので、交感神経が優位になり、そうなると興奮し、いつも落ち着きがない、寝ても疲れが取れない、などの症状がでます。また、鼻呼吸によって常に空気を鼻腔に循環させることで、鼻腔の真上にある脳を冷ます作用もあります。
そして、口呼吸をしていると(試しに口を開けてみてください)舌が下にペタンと落ちてしまいます。本来、舌は無意識でも上顎にピタッとくっついているものです。
これが上顎の骨を正しく成長させる為に必要なのですが、口呼吸、口ポカンでは、上顎の骨は正しく成長しません。
「歯並びをよくするために」
ここまで読んで頂き嬉しいです。沢山のお話をしましたが、つまり、歯並びを治す為には原因を考え、その時その時に必要なこと、今しかできないこと、を着実にやっていくことがとても大切です。
特に子供の場合は、早めの対策が必要です。人生100年時代を、最後の瞬間まで元気に自分で食べて、生き抜く為に、大人も子供も歯並びのこと、歯のこと、沢山考えて、大事にしてもらいたいと強く願っております。長い自己紹介、読んで頂きありがとうございました。今よりもっと健康になる為に、一つでも参考になることがあれば幸いです。
略歴
- 都立国立高校卒業
- 神奈川歯科大学 卒業
- 神奈川歯科大学附属横浜クリニック研修勤務
- 神奈川歯科大学矯正科大学院 卒業
所属・資格
- 日本歯科矯正学会
- 東京矯正歯科学会
主な論文・発表
- 2012年 ヨーロッパ国際頭痛学会 「頭痛と咬み合わせとの関連」研究発表
- 2013年Dr.John Flutter Myofunctional Orthodontics, Diagnosis and Treatment Planning
Dr.Chris Farrell Myofunctional Research Company course - 2014年 ヨーロッパ国際頭痛学会 「片頭痛と不正咬合治療」研究発表
- 2017年〜 自身の出産を機に産婦人科や助産院にて子供の歯並びについてお話ししています
柳沢歯科医院スタッフ一同
皆様のご来院を心よりお待ちしております。ぜひお気軽にご相談ください。